Q.仲人って誰にお願いするのがいいのでしょうか?

仲人は必要かどうか

一昔前は結婚式はカジュアルで必要最低限の人数で行うことがトレンドとなっていました。
しかし、最近では一生に一度のものであり昔のしきたりに沿って行うべきと考える人も増えています。
そのため、仲人を立てて結納からしっかりと行うという人も出てきています。

とはいえ、仲人は必ずしも必要なものでしょうか。
仲人になる人というのは夫婦二人が結婚することに深くかかわる重要な人であり、今後の結婚生活の中でも付き合いの続く重要な人です。

仲人は夫婦となる二人にとっては後見役となる重要な存在であり、両親とは違う立場から相談に乗ってくれたり結婚生活の中でのサポートをしてくれたりする存在となります。
いなければ絶対結婚生活がうまくいかないというわけではありません。
しかしいてくれることで支えになる部分もあり、けっこんするふたりはもちろん両家の両親とも相談したうえで仲人を立てるかどうかを決めていきましょう。

仲人を依頼する流れ

仲人を立てることを決めたら、挙式の半年から遅くても3か月前には結納が必要であり、その時期に応じて仲人への依頼が必要となります。
仲人もスケジュールがありますからこちらの結納の日取りに都合がよいとも限らないですし、断られる可能性もあるものです。
そこで、スケジュール調整ができること、ほかの人に仲人を頼めるようにすることを考えても少しでも早いうちから仲人の依頼をすることが必要となってきます。

基本的にはすぐに約束を取り付けるのではなく、二人からもしくは両親から電話や書面で内諾をとることから始まります。
やはり仲人は大役で責任も伴うので急に正式な挨拶をしても返答に迷われてしまうことも少なくありません。
承諾するのに心づもりも必要ですから、内諾を取ったうえで二人で改めて依頼をするために直接会って話をすることが望ましいです。

仲人がいなくても結納をすることは可能

仲人は立会人としての役目だけでなく結納で仲人がそれぞれの結納品を届ける役目もするため、仲人を立てなければ結納ができないと思っている人も多くいます。
しかし、実際にはそのようなことはありません。

最近では両家の両親も忙しいことが多く、両家が一堂に集まって結納をすることも多いです。
それだけでなく、結納についても両家の家族のみが一同に会して行うのみの略式亭なものも増えています。

仲人を立てなくても結納もできますし、結婚式でも媒酌人は頼まれ仲人を選んでお願いし式の時だけ仲人を依頼するということも多いです。
いろいろな方法があるので仲人もどのような方法を取ればよいかわからないときには結婚式場のウエディングプランナーに相談をしたり両家の意見を確認したりして自分たちにぴったりな方法を考えていきましょう。