向き合う男女

Q.酒ばかり飲む夫を説得する方法はありますか?

A.きちんと伝える

休日ともなると、昼から飲んでばかりいる、というような声を聞くことも少なくありません。
夫が明らかに適量を超えてお酒を飲む、という場合に、その量を抑えてもらうような説得をする方法はないでしょうか。

頭ごなしにお酒を飲むことを否定しようとしても、かえって反発して酒量を増やす結果に終わってしまうことが多いでしょう。
それでは、どうするとお酒を飲む量を抑えてもらうことができるのでしょうか。

まずは「何故お酒を飲んで欲しくないのか」ということをはっきり伝える事が重要です。

暴力を振るうから、というような場合はもはやこの段階ではないためまた別ですが、そういったレベルまで問題が達していないのであれば「健康でいて欲しい」「一緒に長生きしたい」というように、お酒を飲まないで欲しい自分としての理由を伝えるようにしましょう。

自分のためだけにお酒をやめる、ということは出来なくても、誰かのためであればお酒の量を減らす事はできる、という場合も少なからずあります。

他にも「一緒に子供の成長を見たい」というように、より具体的な目的を添えるのも一つの方法です。
何か一緒に出来る目標があれば、この説得は効果を発揮しやすいでしょう。

お酒ばかり飲む夫に対してその気持ちを分かってあげることも大切です。
何か辛いことがあってのヤケ酒やつきあいで外にお酒を飲みにいく機会が多い場合、説得しても仕方がありません。

まずは夫がなぜお酒を飲むのかの理由を知る必要があり、もしヤケ酒ならばその心労について話を聞いてあげましょう。
もし、理由がなくお酒を飲む過ぎてしまう場合はただの酒好きとなるため、また違った対処法が必要です。

A.自覚的ではない?

お酒を多量に摂取する人の中には、自分がそれほどお酒を大量に飲んでいるという意識がない場合もあります。
酔い始めると記憶も定かではなくなり、良い気分のままに飲みたいだけお酒を飲んだ結果、終わってみると大量にお酒を飲んでいた、というようなケースも有ります。

こういった場合には「お酒の量」をしっかりチェックするようにするだけで改善することもあります。
飲んでいる本人がチェックをするというのは難しいため、お酒を飲んでいる所を妻がチェックし、酔いが覚めた後にどれだけ飲んでいたのかを教えてあげるようにしましょう。

こうすることで、もし自分が考えている以上にお酒を飲んでしまっていた、という時に我に帰ることがあります。
また、他にも「酒は百薬の長」という言葉を信じて、お酒の大量摂取が健康にそれほど悪くない、と考えてしまっているケースもあります。

この場合は、正しい「お酒の適量」について教えてあげるようにしましょう。