Q.旦那のEDを改善するために妻としてできることを教えてください
A.まずはEDという事実を受け入れる
自分はEDかどうかよくわからず過ごしている男性は多くいます。
EDの症状とは性的刺激を与えても、性行為ができる硬さまで陰茎が勃起しない状態のことを言い、その「性行為が可能な硬さ」をどうやって調べるのか分からないので、EDかどうか自覚がないという男性が多いのです。また、ED専門の医療機関で受診することに抵抗がある人も少なくなく「恥ずかしいこと」と感じて、なかなか受診しようとしないということもありますよ。
それに、EDの話題は男性にとってとてもデリケートなので、薄々EDだと気付いている人もいるはずです。
しかし、男性のアイデンティティーである陰茎が、性的な刺激を受けても十分に機能しないという事実は、男性の自信喪失につながりかねないため、EDだとしても男性は基本的に「おれEDになっちゃってさー」などと同性の前でも簡単に話題にしません。
ましてやEDかもしれないと、旦那さんも奥さんにはとても言い出しにくいことだと理解しておきましょう。
旦那さんが自分から話してくれるのが一番ですが、さりげなく寄り添って話を聞いてあげることで、旦那さんも心の負担が減りますし、奥さんも「支えてあげよう」という気持ちになれるはずです。
A.ED治療を勧める
最近では、EDの原因として生活習慣病やストレスなどがあげられることが増えました。
特に男性の場合は、仕事上の人間関係、業務的なものでストレスを抱えていることも多いです。
また、ED治療専門クリニックを受診したらEDの原因の一つとして糖尿病や高血圧など、違った病気が発見されるというのも少なくありません。
まずは夫がクリニックに行くのを付き添って、一緒に話を聞いてあげるのが一番いいでしょう。
その前に、ある程度ED治療や治療薬について把握しておくことをおすすめします。
特に女性の場合は、性別的にもあまり身近に感じることが少ない病気でもありますし、医師の説明の理解を早めるためにも事前の情報収集は大切です。
「ED治療を受けなさい」というのは、男性にとってもさらなるストレスになりかねないので、あくまでさりげなく勧めましょう。
そこは、奥さんの手腕が試されますよ。