ウエディングドレス

Q.結婚式の招待状の書き方について教えて!

A.特殊な書式である

結婚式をする時には、招待するゲストに招待状を送る必要があります。
ただ、この招待状が特殊な書式のものであるため、どう書けば良いのかわからない、ということもあるでしょう。
そこでここでは、結婚式の招待状の書き方の基本について紹介します。

まず、大前提としてのマナーですが、招待状はギリギリになって届くことがないように、時間に余裕を持って発送する必要があります。

その為、式を挙げることが決まったら、早い段階から招待客のリストを作成し、手際よく送れるような準備を整えておくようにしましょう。

少なくとも二ヶ月前には到着するようにしておきたいため、それに合わせて準備を整える必要があります。
凝った装飾や印刷にする場合にはその準備にも時間が掛かることがあるため、結婚が決まったらまずは招待状の準備を始める、というぐらいでも早すぎることはありません。

それでは、細かい文章のマナーについてはどんなものがあるのでしょうか?
結婚という場に於いては特殊な文章マナーというものが存在しており、これに則って書く必要があります。

A.特殊なマナー

まず通常の文章と違っているのが「句読点を使わない」ということです。
本来なら読点が入る部分はスペースを、句点を使うべき場所は改行を入れるようにします。

これは句読点が「区切る」ためのものであり「別れ」を想起させる縁起の悪いものであると考えられるためです。
結局隙間を開けて区切っているのだから同じでは?と思わないでもありませんが、そっとしまっておきましょう。

次に文字揃えについてですが、「中央揃え」や「頭揃え」とするのが一般的です。
一字だけ下げて段落を付ける、というような方法は基本的に取りません。
これも区切りを印象付けるものであるためです。

他にも、使わない方がよい漢字や表現もあります。
「忙」という漢字は心を亡くすと書くことから、縁起が悪い言葉として嫌われます。
ご多忙、と書きたい時には「ご多用」と言い換えるのが一般的な方法です。