花飾り

Q.披露宴のハプニングや失敗を教えて下さい

A.大切な舞台で起こってしまう悲劇

結婚式という人生の大舞台となると、できれば失敗することなく終えたいと考えるものです。
ただ、失敗せずに終えたい、と考えている時ほど、失敗をしてしまうのもまたよくある話です。

そこでここでは、実際に結婚式を経験した人から聞こえてきた「失敗談」について紹介します。
事前にこんな失敗があり得る、ということを知っておくと、ある程度対策を立てることができるようになるため、失敗の可能性を減らすことができるでしょう。

まず1つ目の失敗談として紹介するのは「指輪」に関するものです。
結婚式では「指輪の交換」というのを行うのが一般的です。

キリスト教式の結婚式であればもちろんのこと、神前式の結婚式でも指輪の交換がプログラムに含まれている事が多く、多くの人が経験することになるでしょう。
そんな指輪の交換における失敗談として「左右を間違えた」というものがありました。

指輪交換では新郎が新婦に、新婦が新郎にお互い指輪を嵌め合うことになるわけですが、自分から見た時「左手の薬指」というのがどちらがわにあるのか、分からなくなってしまった、というものです。

当然、相手の左手の薬指にはめることになるため、自分からすると右側の手を取って指輪をはめるのが正解です。
ただ、やはり緊張しているということもあり咄嗟のことで分からなくなってしまう、ということがあるようです。

また人によっては、普段から「左右が咄嗟にわからない」というような人も実は多くいます。
特に幼少期に左利きを右利きに矯正された人に多いため、自分がそうである場合には十分注意しておくようにしましょう。
事前に新郎新婦でしっかり練習をしておき、体に覚えさせておくと本番でも失敗しにくくなります。

次の失敗談として紹介するのは「トイレ」に関するものです。
神前式では男女ともに、キリスト教式では女性に取って、トイレというのは1つ大きな問題となります。

というのも、衣装が衣装であるため、しっかり着付けをするのに時間がかかり、なかなかトイレに行く事ができないためです。

そのため、事前にしっかりと済ませた上で準備をすることになるのですが、これを忘れてしまうとギリギリになってトイレに行きたくなってしてまうことがあります。

我慢をしたまま式を始めればそれこそ大惨事になってしまうことも考えられるため、一度脱いでトイレに行ってから着直して式を始める必要があるため、式のプログラムが遅れてしまうことになります。
和服やドレスを着る時は、事前に必ずトイレに行っておくようにしましょう。

A.こんな失敗に遭遇

自分が結婚式を開催する側ではなかった場合でも、「結婚式の失敗」を目にすることはあります。
ここからは、そんな「参列者から見た結婚式の失敗」について紹介します。

一つ目に紹介するのは「新郎新婦の状態が悪い」というものです。
極度の緊張からか、最初に交わした乾杯の一杯で新婦が一気に酔っ払ってしまい、その後式どころではなくなってしまった式があった、という経験談がありました。

もし普段あまりお酒を飲まないという人である場合、少なくとも新郎新婦はノンアルコールのお酒を用意してもらった方が無難なこともあります。

また、普段は強い人でも、緊張していると普段よりも弱くなってしまうこともあるため、誰しも重々承知して準備しておくのが良いでしょう。

さらに、もう一つとして紹介するのは「修羅場」になった結婚式に参加してしまった、というものです。
人それぞれ、恋愛の経歴というのは色々あるもので、それが上手く清算できていないまま式を挙げるということになれば……万が一の事態ということも考えられます。

過去の恋人がそのことを式場で言うようなことが有れば最悪の空気になってしまうことも考えられるため、結婚式を挙げる前に過去の関係はしっかりと清算しておき、全員が納得できるような形で結婚にこぎつけるようにしましょう。